Kubernetes Gateway API によるプロキシレスgRPCの設定と、Cloud Service MeshのOpenTelemetryメトリックスがプレビューで利用可能に
Cloud Service Mesh において、Kubernetes Gateway API および OpenTelemetry メトリクスによるプロキシレス gRPC の設定がプレビュー機能として利用可能になったことをお知らせできることを大変嬉しく思います。この統合により、Cloud Service Mesh 環境内の gRPC サービスへのトラフィック管理に Kubernetes Gateway API の強力な機能を利用できるようになり、さらに gRPC OpenTelemetry メトリクスによる可観測性の向上が可能になります。
新着情報
- Kubernetes Gateway API との統合: Cloud Service Mesh で実行されているサービスに対するトラフィックルーティングの定義と管理に Kubernetes Gateway API を使用できるようになりました。これにより、Kubernetes クラスター内でのイングレスおよびトラフィック管理の、より標準化された柔軟なアプローチが提供されます。
- Cloud Service Mesh 向けの gRPC OpenTelemetry メトリクス: 統合された OpenTelemetry メトリクスにより、gRPC サービスの可観測性が深まり、監視とトラブルシューティングに役立つ貴重なデータが得られます。
メリット
- 簡素化されたトラフィック管理: Kubernetes Gateway API は、トラフィックルーティングを管理するための宣言的な方法を提供し、サービスへのイングレスの設定と管理を容易にします。
- 強化された可観測性: Cloud Service Mesh 向けの gRPC OpenTelemetry メトリクスは、gRPC サービスのパフォーマンスと状態に関する貴重な洞察を提供し、監視とトラブルシューティングを支援します。
はじめに
Kubernetes Gateway API で Cloud Service Mesh を設定し、この新機能を試す方法の詳細については、ドキュメントとチュートリアル を参照してください。Cloud Service Mesh の OpenTelemetry メトリクスに関する詳細は、ドキュメント で確認できます。
これらの新機能について、皆様からのフィードバックをお待ちしております。ぜひ、コミュニティチャネルを通じてご意見やご経験をお聞かせください。